革命コラム・フーリガン手帳
ゼブグル合併論
実はこの前の試合後、僕は本気で思っていた。グルージャとゼブラの合併が起きないかな、と。
と言っても、僕以外にそういう人はいないだろ?という人が多い。だが盛岡のサッカー関係者の本音は意外にも僕と一致してるのかもしれない。
仮にゼブラとグルージャが合併するとしたら、どういうメンバーやチーム体制が考えられるか。
監督は吉田、鳴尾、あと三浦俊也なんてことも。戸塚哲也なんかもありなんだろうけど。
ただしゼブラが存続すると言う場合、ゼブラはJに行けないからどうなるかという課題がある。
そして一番現実的な課題は「東北の一番になれるのか」だろう。
グルージャ主体でゼブラが入るいまの岩手県成年A代表が、ブラウブリッツ1.5軍にぼろくそにやられる。こんな状況で合併とかしても中途半端じゃないか?とも思える。
じゃあどうしたらいいんだろう。いっそ皆殺し(ゼブラ首脳陣一斉放逐、IRVがクーデター決行)しちゃえば。
それは最後の手段だと言ってるが、ほかに方法が見つからないからこんなことをくどいように書くんだろうね。
本当に、岩手のサッカーの現状を打破できる方法がないのだろうか・・・
春来る
去年のことを思えば、いまが一番幸せな気がする。
すでに盛岡ゼブラの今年の日程が出た。そして4月に入ると全社岩手県予選も紫波ではじまる。
運用2年目を迎える岩手県フットボールセンターがどうなるか、まずは4.8の2試合と4.15ゼブラ開幕戦を見てみよう。
先の記事への反省を兼ねて・・・IRVの反論と意見
先日の岩手サッカーベストイレブンについて反論が来た。
「岩手県出身者少ないですね。あと名前で選んでませんか?」
これについて反論したい。
岩手出身者は藤村健、菊池、松田、成田、藤村慶、山谷の6人。過半数じゃないか。それで少ないというのだろうか?
名前で選んでないか、という指摘については「最強の岩手選抜をつくる」というわたしの信念で選んだものだと理解願いたい。
さらに言えば優秀選手を選定しない岩手県サッカー協会に責任がある。県内サッカー人のモチベーションを高めるためにも、県内社会人の底上げのためにも優秀選手を選ぶべきではなかろうか?
例年福島県でも1種優秀選手の表彰がある。東北他県がどうかは知らないが。だったら岩手でもやるべきだ。しかし選定委員などは苦慮するはず。盛岡タイムスや胆江日日が協力すればなんとかなりそうだが…
しかしこのオフはまた大変だ。詳しくはストーブリーグコラムで。
恒例?ベストイレブン
岩手県サッカーの2011ベストイレブン発表だ。
GK 齋藤洋平(グルージャ)
DF 市村 瞬(グルージャ)
藤村健友(ゼブラ)・・・T1新人王候補ということで
三好 諒(アンソメット)
菊池元太(富士大学)
MF 松田賢太(グルージャ)
金子 恵(グルージャ)
成田大樹(ゼブラ)
藤村慶太(盛岡商高)
FW 姜 暁一(ガンジュ)
山谷紘大(ゼブラ)
この面子についてはいろいろ「どうしようか」というのがあるんですがね…
岩手県選手権ベスト4展望
天皇杯の岩手県代表を決める岩手県サッカー選手権。
ついにベスト4が出揃ったわけだが、なんと社会人4チームが残るという史上初の出来事が起こった。
グルージャVSゼブラ
T1対決となる。一発勝負のここはいやがおうにも盛り上げたいところ。
グルージャはコラムで一喝した頃に比べると攻撃力は上がったと思う。しかしゼブラの団結力、盛商V戦士や元Fリーガーの存在感はグルージャにも負けない。
あとは観客の力によるところが大きくなりそうだ。観客のサッカー愛、情熱、主張…見せてほしい。
ガンジュVSアンソメット
元々アンソメットがガンジュのサテライトとして活動するはずだったチーム。昨年の全国クラブ選手権優勝チームであるが、今年はこの大会に賭ける。
ガンジュ優勢であるが、盛商相手に3-0から後半に追いつかれたのはどうだろうか?意地のぶつかり合いを期待したい。
しかしなによりも南公園に客を呼ばなくちゃいけないと思う。観客が多ければ多いほど、試合内容も面白くなるはずだし、金を払ってまでやる試合なのだからヘタなことはできない。それを考えると本気で各クラブは宣伝したほうがいいと思う。
気になる高校生…
高校総体を見てきた。金曜から月曜まで4連闘というハードスケジュールの上、20度を越える暑さ。
そんな中、とある高校について気になった。主力選手(岩手県でいちばん足が速いと言われる子だ)がスタメンから消えた。それだけならまだいいが、試合が始まってからDFの子がすぐにダウン。彼が復帰したと思ったらすぐに別の子が倒れた。こうしたシーンが何度か見受けられた。
周りが先に述べた主力選手に合わせられるなら、相手は浮き足立つだろう。しかしその周りの動きがついてこない。そして指摘したようにフィジカルやコンタクトが弱い。以前強豪校相手に前半リードして折り返した試合を見ているが、そのときよりどうなんだろうか。相変わらず選手一人ひとりが弱い、と言う結論だ。
グルージャ盛岡に喝!
22日のグルージャ盛岡の試合ははっきり言って最低だという人もいたのではないだろうか?
試合の序盤に大瀧直也が離脱、攻撃も佐藤佳成がチャンスはつくるものの決められず、逆にトーキンに決められる有様。
なんとか亀山のゴールで最後同点に追いついたが、はっきり言ってこれでは落第だ。
まずは大瀧の代役は学習院大学から新加入の中西。しかし大原離脱に続き大瀧も…となった場合正直どうだ。
僕は3-5(2:3)-2でもいいんじゃないかと思う。市村・石井・疋田の3バック、東山・西の「東西線ハーフ」、松田・上山・金子の3アタッカー、そして佐藤・加藤浩の2トップ。
大瀧は大丈夫そうだから問題はないが、正直な話現ゼブラの知野、藤村はグルージャにいてもやれたはずではないだろうか?とも思える。万が一大瀧もいない状況で、3バックなどの(急場しのぎであっても)対応ができないと全国大会で勝つのは無理。
それから中盤~前線はもう何年同じ面子だろう。そろそろ新しい顔がほしい。
名前を挙げるとやはり草津の林勇介になる。さきほどの3-2-3-2の中盤を考えると、西のポジションに林を入れ、上山を西に置き換えるという手もある。
とか言ってたら、ヴェルディや岡山でやってた小野がグルージャに入るらしい。去年は福島UFCでやっていた。そこで経験を買われたのだろう。ボランチということは、林とは重複してしまう。ただし利き足は右、案外併用できそう。
とか言っても、結局クラブに林を取るメリットがわからないのだ。僕がいたらすぐにでも林を取りに行くだろうに。
クラブのフロントが無気力の馴れ合いで、金がないとか言って逃げてないか?金がないなら作ればいい。そのための林勇介獲得を、小松隆殿以下クラブ関係者各位にお願いしたい。とはいえ藤村健友も取れないクラブだからな…
林を獲得した場合の想定フォーメーション
GK 島津虎史
DF 市村 瞬(石井雄真)
大瀧直也
大原卓丈
疋田大和
MF 小野雄平
林 勇介
松田賢太
西 洋祐
FW 佐藤佳成
加藤浩史
4-4-2ならばこうなるだろう。林をボランチにするか、左に据えるか、この辺は暢さんにお任せしよう。
できればこのメンバーでクラシコを迎えたいものである。
続・岩手県フットボールセンター
4月10日、また岩手県フットボールセンターのことが気になって行ってみることにした。
するとフィールドは一面の緑色だった。
そして人工芝を管理するトラクターも出てて、わたしはほっとした。ここから新たな希望、そして栄光へと羽ばたいてほしい。
岩手県フットボールセンターについて
2月21日、紫波町に行ってきた。実は紫波中央駅前に出来る岩手県フットボールセンターについて見てみようと思ったからだ。
舗装はすでにできている。あとは除雪~人工芝(ロングパイル)敷設だけ。
岩手県サッカー協会のHPの更新が2月8日から止まっている。恐らくもうすでに協会の移動作業中か?と思う。
杮落としは、今までの情報から4/17の東北社会人リーグだろう。ところがクラブ関係者に聞くと「クラブの練習では貸してくれない。キッズとかにやるらしいけど」とのこと。協会は本当に岩手のサッカーのことを考えているのだろうか?これについては完成前にファンと関係者の討議を開かねばならない。
「緊急事態」福島を見て思ったこと
9月20日、福島ユナイテッドFCのホーム最終戦を見てきた。これは最終決戦のための情報収集も兼ねていたが、緊急事態のクラブがどんなことをするか気になったということもある。当日、福島市のあづま総合運動公園を見てきた。試合前にいろいろ調べるためだ。
・屋台スペース
屋台スペースは焼肉丼・弁当・きゅうり一本漬け・ノンアルコールカクテル・ドリンクと多種多様な屋台。さらにクラブのグッズ販売、くじ引きも好評。
特筆すべきは市役所職員のチャリテイバザー、萌え姿のアリスさんのバルーンショー。こんなの南公園ではやってない。
・前座&HT
試合前、アリスさんも登場のショータイム。ハーフタイムには中吉によるライブアクト、大抽選会。商品が地元の取れたて農産品、地場産品セットなど。このくらいやらないと客寄せにならないだろう。
・折鶴??
福島が赤い折鶴を作っていた。これを10.2盛岡南決戦で飾るそうだ。これは以前グルージャもやっていたが、福島が現実にパクった(?)以上、グルージャとしても負けていられないはずだ。
・試合後…
最後は選手が観客を見送った。が、わたしはその前に前述のバザーの際にもらったジャンケン参加券でジャンケン大会に参加。そしてこの日ヒーローインタビューを受けた片原潤選手のサインをもらう。ちなみに小野伸二選手のサイン色紙も用意していたが、これはジャンケン勝者の手に渡った。
そして見送りの際に古西祥選手(流経新卒=竹田大和の同期となる)、清野雄大選手(元FCガンジュ岩手)の前で募金。さらに片原選手のサインに手塚聡監督のサイン(日付入り)を加筆してもらった。
試合内容は3-0で「少し物足りない」という点はあった(が、久野純弥が得点王へ一歩抜け出したことは大きい)。しかし本当に楽しませてもらった。この満足感を福島は保ち続けて欲しいし、このようなサービスを盛岡も出来るようにしたい。
そして集まった観衆は2188人。はっきり言うが、盛岡でこれだけ集めるのは現状では無理だと思う。そのためにも今からグルージャは街角で情宣をはじめなければならないはずだ。広報・情宣の努力がなされなければJFLなんて到底無理だとわたしは強く思う。
ファンも「ひとつ上」を欲する
先日の北上での岩手県選手権(天皇杯岩手県大会)は熱い戦いになった。特に2試合目はゼブラの脅威の粘りで最後までわからない試合になった。
それはそれで金を取るにはいい内容だったと思うが、正直言いたいところもある。それは来場者プレゼントのことだ。
JFA(日本サッカー協会)のピンバッジと天皇杯試合球はいいとして、抽選会の景品が電子時計というのはどうもいただけない。せめて小笠原満男のサイン入り鹿島アントラーズグッズ、あるいは8月22日のFリーグのチケットにして欲しかったところである。
金を取って試合をする以上、客寄せが第一である。サッカーファンを客として入れるならば、サッカーファンに対価を払えるようにするのが協会の勤めだと思う。
8月29日、天皇杯岩手県代表決定戦。グルージャ盛岡もガンジュ岩手も上を目指すチームである。そしてまた、岩手のサッカーファンも「ひとつ上」を欲しているのではないか?それに協会、行政などがしっかりと応えなければ、岩手サッカーは萎縮するだろう。
IRV観戦記
2013 モンテディオ山形観戦
実はこの2ヶ月間、モンテディオ山形の試合を見ている。が、今年は無敗というか全勝なのだ。
3.17 山形 2-0 長崎
3.20 山形 2-1 栃木
3.31 山形 5-1 横浜FC
5.3 山形 3-1 富山
特に3.31はモンテディオ山形サポーターの人に密着し、応援資材の設営から撤収まで正味12時間楽しませてもらった。
盛岡にもそういう時は必ず来ると思う(サポーターも言ってたが、僕もグルージャのJ3とか話聞いて現実を直視すべきと思う)。その意味ではいい経験になった。
2012年8月19日
全国社会人サッカー選手権、実はこの大会はJFL昇格のための全国地域リーグ決勝大会への出場権利を得る大会なのだ。
その東北大会は18日から福島市ではじまった。2日目は地元の福島UFCが登場、期待に応え大勝だった。では現在東北リーグ1部(T1)首位のわが岩手のグルージャ盛岡はどうだ。
スタメンは以下の通り。
GK 土井
DF 市村・石井・小林・土遠
MF 富井・松田・高橋・金子
FW 加藤・亀山
グルージャが押し気味に試合を展開する。しかし相手のコバルトーレ女川はDFが「もう何も怖くない」とばかりに魂のプレー。女川・石巻から来たファン・サポーターが後押し。
再三再四のゴールのチャンス、しかし決めることができない。とくに20分過ぎから攻勢をかけたときに松田から右の市村へ、そして最後は金子のゴールかという場面があったが、これはオフサイドだった。
逆にコバルトーレは井田が独走、土井も抜かれてしまったが、フィニッシュでミスして事なきを得る。相手ながらここはちゃんと決めてほしかったと思う。
その後もセットプレーからグルージャは攻め立てるが、決定力不足に加えコバルトーレのGK泉田の神セーブもあって無得点。
後半、土遠や小林と言ったDF陣が攻め上がることが多くなってきた。しかし決めるべきところで決められないところは前半と一緒。とうとうわたしは「お前ら国体も天皇杯も大丈夫かよ」と野次を飛ばしてしまった。
後半は泉田のセーブがいっそう冴え渡っていた。加藤も市村も金子もシュートがことごとく泉田に止められた。絶好のチャンスだったFKも富井のキックを泉田が抱えた。
延長に突入した試合、鳴尾監督が動く。一気に交代をかけたのだ。
高橋⇒高瀬 土遠⇒東山 亀山⇒佐藤幸
これはもう、フルメンバーで1点という構えだった。しかしなかなか攻めきれず、ベンチもスタンドも苛立っていた。
そんな中、ゴールが生まれたのだ。
写真のコバルトーレ背番号5・矢野がシュート。これがCKとなり、頭で合わせて勝ち越した。決めたのはなんと矢野だった。
グルージャは延長後半死力をふりしぼってゴールに向かった。加藤・佐藤のT1最強2トップだ、できないはずはない。そう信じた。
しかし時は無常に流れ、試合終了のホイッスル。グルージャが負けた。
敗因は決定力のなさ、女川を軽視したかのような采配など挙げられる。が、これでは今後全国では絶対に勝てない。そこのところを考える必要がありそうだ。
2012年4月8日
いよいよ岩手県のサッカーの2012年スタートだ。
岩手県社会人選手権は今まで晩秋の県南で開催されていた。
しかしたびたび「岩手は全社予選をしてないのか」などの指摘があったため、今年からこの時期に全社予選を兼ねて開催することになった。
まずは岩手県1部王者の花巻クラブの試合。
立ち上がりから岩手銀行を圧するが、前の動きが…というところ。実は八重樫正太郎が完調ではないのだ。
それでも富士大学卒の長鈴陵馬が先制点をたたき出すと、前半終了前に連発で3-0とする。
後半は長鈴がハットトリック達成、藤舘祐輔もゴールを決めるなどさらに4点追加。岩手銀行も藤澤耕太(元ゼブラ)が奮闘するが、GK佐々木渉太の守備に阻まれた。
第2試合、今年から1部のFCFuji08が格上の遠野クラブに挑んだ。
高橋監督は3-4-3のフォーメーションにしたのだろうか。その割に立ち上がりは慎重だった。
遠野がクロスボールを上げて先制かと思われたが、山崎智が仕方なく(?)ヘディング。結果論だが、もしこれが入っていたら試合はまったく別の結果になったはずだ。
それでも遠野が山崎聖から斉藤亮のシュートで先制。前半はそのまま遠野が押し切った。
しかし後半、運動量に勝るFCFuji08は同点に追いつき、さらにドリブルシュートで逆転。その後PKが決まって3-1と突き放した。
そして遠野の守備のミスからダメ押し点となる4点目。これも遠野のミス。
遠野は高橋城光(元グルージャ)の直接FKなどで猛追、3-4と1点差まで詰め寄る。最後に遠野のPKだったが、これをFCFuji08のGK五十嵐智昭がセーブ!これで辛うじてFCFuji08が勝利。
最後は古豪新日鉄釜石VS設立3年目のアンソメット岩手。
いきなりアンソメットが先制。しかし釜石もCKから同点に追いついた。その後ジェロニモ・アルベスの退場などあったが、得点なくPK戦に突入。
PK戦は5人成功でサドンデスに。8人目で釜石の佐藤純平が失敗し、アンソメットが勝利。
しかし釜石も簗場兄弟のがんばりは特筆に価する。厳しいチーム状況の中に希望の光が見えたようだ。
来週は10時からアンソメットとFCFuji08、11時30分から水沢クラブと花巻クラブが試合を行なう。
2012年3月まとめ
今年のJ開幕はいろいろと見てきた。
とくに2度山形を見てきたことは大きい。
3月4日
千葉・蘇我にあるフクダアリーナでジェフ戦。
スタジアムは仙台を一回り大きくした感じだが、この日は空気の冷たさにまいったな、まいったぜ~
試合前、山形の決起集会に参加。あまりにも激しかったな…
さて、試合。山形は3トップでジェフに挑む。ジェフのFWはDF前田が抑える形。
前半はそれができていた。が、前田が警告をもらったことでほころびが生じ、後半藤田にやられてしまった。
3トップの「連」はまだまだだなと思った。中島、萬代、ともに元仙台のFWだから思い入れはあるが、きょうのところは山﨑雅人からのつながりが生まれるとチャンスだと思ってる。
3月20日
千葉での敗北から連勝街道に乗ってきた山形を、ホーム・ベスパで見ることにした。
相手は開幕3連勝中の甲府。ちなみに甲府の10番井澤は山形期待のルーキー宮阪とFC東京U18の同期。
貴様と俺と~は~同期のさ~く~らぁ~ 同じ降格クラブの~庭に咲く~
おやじ臭くなってすいません。
前半は山形も結構いい形作っていたんですよ。でも決まらない。
甲府はダヴィ依存から一歩抜け出したかったでしょう。ダヴィに対峙した前田、西河よかったです。
後半、試合はいきなり動く。競り勝った甲府が柏のゴールで先制。この柏選手は国士ですね。
しかし山形も秋葉のクロスに中島が頭で合わせて見事な同点ゴール。
さらに至近距離のFKを宮阪が決めて逆転。井澤はこれをどんな気持ちで見ていたことか…明治大学サッカーの歴史に名を刻んだ若武者が、一歩成長した姿を写真に収めた。
2-1、山形勝利。わたしが山形で見た勝利というのは記憶にないが、それだけ去年の完敗が色濃く残ったのだろう。
今年の山形は変わった。だが、まだまだ強く、変わることはできるはずだ。J1に戻り、再び仙台に戦いを挑むために…
2011年11月6日
この日は小雨の降る「秋冷の候」だった。
岩手一のドル箱カード・盛商VS遠野ということで、悪天候にもかかわらずメインスタンドは満席。バックスタンドもほぼ混雑していた。
試合は遠野風上のキックオフではじまる。しかしペースを握ったのは盛商だった。サイドのクロスにFWの豊岡と花坂が合わせる形でチャンスが生まれる。しかし遠野のGK大洞のセーブもあってなかなかゴールを割れない。
しかし27分に豊岡がゴールを決めた。その後も盛商が余勢を駆って攻めるも、前半は1対0で折り返す。
後半、いきなり盛商は谷村のゴールで2点目。さらにCKから花坂が押し込み追加点。ダメ押しは佐々木海人のドリブルで得たPKを藤村が決めた。
ここで遠野も最終兵器・本間を投入。FW上臺もゴールを狙うがダメ。逆に大洞の処理ミスを花坂が逃さなかった。
結局盛商は7点を取る猛攻。遠野も最後に本間の抜け出しから一矢報いましたが、時すでに遅し。
盛岡商業高校の全国選手権出場は実に5年ぶり。この内容なら全国大会も行けるのかな?
2011年9月4日
この試合、ソニー仙台の試合巧者振りが光った。のみならず個々の力でもJFLの格の違いをみせた気がする。
特に目立ったのは麻生耕平。ドリブルのうまさではJFL屈指の選手ではないか?と思う。T1にそれだけの切れがある選手がいるのかというと…成田でも追いつけなさそう。
しかしグルージャは最近決定力がないね。ゼブラに2勝したじゃんって、どっちも退場者出して棚ぼたじゃないか!
しかも退場者といえば代表決定戦は酷かった。ここは11対10,というか11対9の局面で3点しか取れなかったというわけだ。これはどういうことだ。
これではソニーには勝てない、とわたしは予言したが、予言的中。
もし来年復興なってソニー仙台が宮城選抜となるとして、岩手は勝てるのか?残念ながらいまの力のままでは岩手は負ける。麻生や比嘉、桐田などが仮に出たとしよう。これでゼブラ・グルージャ・ガンジュの「挙国一致」チームは太刀打ちできるか?それ以前に岩手のクラブが挙国一致的な行動を取れるのだろうか?
とにかく今わたしが言えることはただひとつ。ソニー仙台に勝たなければ、岩手サッカーに明日は来ない。
2011年3月5日
Jリーグの開幕戦を生で見るのは久方ぶりだ。今年は広島ビッグアーチだ。
サンフレッチェ広島VSベガルタ仙台の試合、直前に元仙台の広島FW佐藤寿人がインフルエンザにかかり欠場というアクシデント。仙台サポからは複雑な本音が飛び出していた。
試合前、毎年恒例というサンフレッチェ広島スクール紹介の情宣行列を見た。これを盛岡でもやれないだろうか?非常に興味深い内容だと思うので…
2010年12月31日
西が丘サッカー場で僕はとんでもない試合を見てしまった。
第1試合は兵庫の滝川第二(インターハイ準優勝、全日本ユースは流経大柏に完敗)と東京の都立駒場。さすがに都立高校が出場とあって西が丘は超満員。ちなみに試合の解説はかのセルジオ越後さん!
試合は滝川第二のキックオフで始まった。しかしボールの支配はするものの決め手を欠く。駒場はなんとか粘りたいところだったが、ここぞの場面でミスがあった。
そして19分、香川のパスを受けた浜口が先制ゴール。この際香川は少し倒れたようだ。しかしそのボールを浜口がゴールに押し込んだわけだ。
その後も滝川ペース。駒場はボールを持っている選手の孤立する場面が目立った。そして41分に樋口が追加点を挙げた。この時点で滝川の力は知ることができたのかもしれない。
少し本筋から離れるが、岡崎慎司と森島康仁の2トップの時代、福士のいた盛岡商業がインターハイで完敗を喫したのだ。あの滝川が最強だと自分は確信していた。
今だから書くが、そのときの滝川と比較するのは酷じゃないか?僕はそう思った。それが現実に日本一になったのだから、世の中はわからないものだ。
さて後半戦。いきなり駒場は選手を代えててこ入れを図る。だが滝川の勢いは止まらず、樋口、浜口の連弾で差を広げていった。
駒場も畠中のゴールで1点を返すが、後が続かない。滝川のウイークポイントに後半までの体力がないんじゃないか?という指摘があったが、駒場の個々の能力では4点差を追い上げることはできなかった。逆に樋口のハットトリック、これで5対1の大差に。
駒場はラストカードでGK交代。これを非情とみるか、温情と考えるか。複雑である。しかし滝川は交代したGKからもゴールをたたき出した。香川のヘディングだった。
結局力の差を見せ付けた6-1という試合だった。僕もいろいろと調べたが、駒場は上手な選手が少なかったらしい。遠野とどっちが惨めな敗戦だったのか、考えたくなった。
ただFWの力がこれから求められる時代だということは確かなようだ。点取り屋の存在がチームを上昇気流に乗せ、それに周囲も合わせてくる。ザックはサッカー選手を「着やすい服をきれいに着こなすモデル」だと言ったが、カリスマモデル=トップスターという存在がチームを活性化させることは間違いない。こういう選手が岩手にも一人はいなくちゃだめだ。
ストーブシーズンコラム2011-2012
2012 動く!
アンソメットが今期体制を発表、丸山GMということだが・・・
盛岡ゼブラも動くときだ。僕は今年のT1はいろいろやるべきだと(クラブを超えて)思うわけで。
だから盛岡ゼブラを盛り上げるためには俺をスタッフにしてくれとか去年言ってたけど、仁さんに断られた。で、あのあと(12.30)に盛岡ゼブラを盛り上げるためにアクションを、とか言って具体例を挙げた。
まず「付加価値をつけよう」ということがIRVがやりたいこと。
そのために「盛岡ゼブラオリジナルスタジアムグルメを!」ということで、思いついたのが「南部はっと鍋」を炊き出しの汁用にアレンジし、ゼブラ(とサッカーボール)をイメージした白と黒の「ゼブラー麺」である。白は当然本流小麦粉、黒は南部の味ごまで。
ほか、やはり市民の関心を集められるようになるためには盛岡タイムスにサッカーの欄を週1で作ってもらおう。これは今からアクションである。原稿用紙と封筒と80円切手はあるからね。
本当は盛岡市民ってサッカーについて白痴じゃないと思うんだよね。ただ、全国に通用するビッグクラブがないし、ソフト・ハード両面ですべてが足りない(芝のピッチ、サッカー情報の発信源、レベルの高いコーチ、そしてそれらをまとめるカリスマ、あと金か)。
そんな現実がありながら、誰か主張しているのだろうか?主張しているなら、藤川雄一郎は鳴尾を選挙演説に呼んだのか?その辺はともかく…
まずは盛岡タイムスに盛岡サッカー情報の欄を作ってもらうよう提案書を書く。
(提出しましたよ)
…え?ゼブラに毒を吐いてないって?じゃあ言わせてもらおう。
まず選手は職場で自作の招待券でも配ってみよう。同僚を誘い、口コミでゼブラの観客を増やすのが一番じゃないか。
選手たちは苦労して客を集めるわけだ。
だからホームゲームは絶対に勝て!
こんなところでぼろ負けとかしたら、せっかく同僚から誘ったファンはみんな逃げる。せめて1997年のソニー仙台にJK演じたゼブラぐらいできないだろうか?と思う。
(自分はその試合からゼブラのサポーターを始めたから、というのもあるが)
それから、盛岡ダービーのときはサッカーの市内リーグやジュニアの大会を休止できるようにしないとだめじゃないかな。休止できないなら南公園のBコートでやるとか。そうすればそこそこ客は見込めるし。
(というか、大人のサッカーに力を入れなさすぎだと10年は毒を吐いている)
2011.12 いろいろなこと
さて、グルージャは吉田監督をついに更迭した。これで鳴尾コーチは昇格しないとなると、はたして新監督はどうなるか。
考えられることはいくつかある。
1.三浦俊也前甲府監督の就任
いちばん安全パイだと(グルージャ側は)思うのが彼。
ただしゼブラサポーターのわたしとしてはバッシング材料になるし、今年甲府を解任されているので信用できないというリスクはある。
2.元J指導者の招聘
いまのところ水面下の話だが、元Jリーグ監督を呼ぶのだろうか。
その場合、市民をサッカーに導けるカリスマ性、頭脳、情熱を持つ人材でなければならない。そしてそんな逸材を取るためにはそれこそ県や市が借金してでも取りに行かなければならない。
借金してでも取る、ということは結果を出せなければ即解任ということになる。成績不振から市民がクラブを叩くとかあるから、とにかく勝負と考えたい。
3.外国から指導者を呼ぶ?
これまたギャランティーの面でリスクが高い選択だ。しかし清水がユングベリを取れたんだ、盛岡も…という考えはないのだろうか?
仮にどうなったとしても、新監督が人脈を活かして岩手のサッカー指導にあたるスタッフを呼び集めるくらいしてほしい。それともうひとつ、新監督はメディアに露出してアピールをすべきだと思う。そうしないといま本気でがんばろうとしているガンジュに負ける。
そのガンジュだが、今井監督は続投。またアンソメットがラインメール青森と共闘する体制は継続らしい。
…ゼブラは?誰かスターが必要だよな。どこにせよ。って、健友や成田、真太郎を英雄呼ばわりしてるサポがこんな嘆いていいものか。
高校サッカーの思い出
僕が高校サッカーの全国大会を最初に見たのは小笠原が3年生(2年に大谷、1年に中田洋介)の頃だから、1997年の大晦日にさかのぼる。
この年は西が丘での試合だった。対戦相手は森陽一(のち横浜から高崎、金沢)のいた徳島市立。この試合はオウン含めてすべてが大船渡の得点という試合、小笠原や大谷のが機能して見事勝利!
僕がバックスタンドでIRVの旗をかかげ、その様子がTVIに流れるということもあった。今思えば恥ずかしいが。
盛岡市民よ、いまこそ蹴都盛岡の機運を発揚せよ!
これはどういうことか。
1.これは私が常々口にすることだが、盛岡のサッカーには輝く歴史と誇りがある。
ベルリンの奇跡の代表監督・工藤孝一に始まり、八重樫、瀬田、古前田、吉田、小笠原、山本、林・・・
そして日本サッカー史上伝統あるクラブとして誇るべき盛岡ゼブラがある。
それだけでも盛岡はサッカーの街を名乗る根拠がある。
2.盛岡商業高校優勝の際は市民・県民を奮い立たせた。
これこそがサッカーの力であり、盛岡の真の団結ではないか?
あの優勝以来の盛岡商業の選手権である、盛り上げようではないか。
3.私が提唱する「蹴都」イコール「フットボールの街」
フットボールとは、別にサッカーに限らずフットサル、ラグビーも取り込めるようにしたい。
フットボールは世界共通のコンテンツである。世界標準のフットボール力を盛岡人も身につけてほしい。
以上3点の信念が柱となる。
では、行動するにあたってなにをすべきか。
・盛岡タイムスに「盛岡フットボールの欄」でも作ってもらうようにお願いする
・インターネットを最大活用して、盛岡フットボールグッズをネット販売する
(もちろん商品宣伝をYouTubeやUStreamで行う)
・来るべき国体に向けて、クラブへ全国制覇を目指すスローガンを提案する
(と同時に支援基金設立、ソフト・ハード両面の整備)
・3項で述べた「フットサル・ラグビーとの連携」を実践する
(=ステラ、SWとの合同企画など。これも泉田氏あたり検討するか)
うれしいことに、最近ガンジュの泉田氏が行動を起こしている。
しかしわたしはその先を行こうと思う。
ゼブラが半歩でも敵に後れを取ってはいけない。
すべてはもう一度日本一になるために。
岩手にサッカーの歓喜を取り戻すのだ。